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丸茂

第2回省エネ体感イベント終了しました

昨日・今日と高松市林町の栗・家モデルハウスで開催しておりました、「第2回省エネ体感イベント」ですが、好評のうちに終了いたしました。

 

24日(金曜日)の夕方6時にエアコンで暖房を開始

    ↓↓

オフタイマーで深夜0時にエアコンを切ります。

    ↓↓

9時間エアコン無し

    ↓↓

翌朝9時に玄関を開けて温度計を確認

    ↓↓

6畳用エアコン2台だけをONにしてオープンハウス

 

というイベントでした。

 

25日(土曜日)の朝9時に温度計を確認したときは、1階14.4℃、2階15.4℃でした。

深夜にエアコンをOFFにして、9時間経った後の室温としては十分高めなのではないでしょうか。

 

そして驚いたのは2日目の26日(日曜日)。

YAHOO!天気によると、この日は未明に0℃まで気温が下がったようで、前日と同じように朝9時に、恐る恐る玄関ドアを開けると・・・

モワッと温かい室内。

すぐに温度計を見ると、1階16.8℃、2階はなんと、18.0℃。

IMG_1145

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外の気温は26日の方が低かったのですが、なぜか朝の室温は26日の方が高く、ちぐはぐな結果に。

 

でも理由はすぐに分かりました。

イベント前日の24日(金曜日)は、このイベントのために夕方6時にエアコンをONに。

でも25日(土曜日)は、一日オープンハウスのために6畳用エアコン2台を稼働させていたので、深夜0時にタイマーでエアコンが切れるまでに、24日(金曜日)よりも室内がより温まっていたのです。

 

そしてこれまでの何度かの実験と体感イベントで、真冬日のかなり冷え込む夜でも、9時間エアコンOFFの状態で室温が4℃ぐらいしか下がらないということが分かりました。

これはかなりの性能だと思います。

 

ちなみにこのモデルハウスはUA値0.58の「断熱等性能等級5」の家です。

そしてこれからの栗・家の標準仕様は、UA値0.46以下、「断熱等性能等級6」と、更にハイグレードな家になります。

一体冬にどんな性能を見せてくれるのか、とても楽しみです。

 

それと同時に、情報が溢れかえっているこの時代に、お客様がエコに快適に暮らされるために、実際にどのレベルの性能を求めれば良いのかを考える上での、生きた資料が生まれたのではないかとも思います。

 

SDGsが掲げられ、政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言。

排出を全体としてゼロ」というのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」 から、植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

このため、住宅の省エネ性能もより高い水準が求められ、加速度的に等級5が新設された同じ年に、等級6、等級7が新設されました。

 

これに伴い、栗・家でも今後新築工事を請け負う住宅について、断熱等性能等級6(HEAT20 G2レベル)を標準として設計することにしました。

同時に、選択的に等級7(HEAT20 G3レベル)も採用できるようにします。

 

ですが皆様がこれから建てられる家は、今回の実験データと同じ「等級5」で充分と思われるか、よりハイグレードの「等級6」を求められるか、そして果たして「等級7」は必要なのか、このデータをもとに考えてみていただければと思います。

 

また、「等級5」、「等級6」、「等級7」の家にするためにかかるそれぞれのコストなど、詳しくは栗・家スタッフまでお気軽にお問合せくださいわーい (嬉しい顔)

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